ヒゲのレーザー脱毛はとても痛いです。どうしても耐えられない人ために、痛みを軽減できる麻酔を用意しているクリニックがあります。
その麻酔は、笑気麻酔と呼ばれるものです。
鼻から医療ガスを吸入することで全身を麻酔状態にするできるもので、 歯医者などでも使われています。
笑気麻酔はどのように行われるのか、どのくらい痛みが軽減するのかという疑問があると思います。その疑問に答えていきます。
笑気麻酔はどのように行われるか
私がはじめてのヒゲ脱毛ときは、笑気麻酔なしで行いました。笑気麻酔がどれだけ効くのかわからなかったですし、別途料金もかかるため無くてもいいやと思ったのです。
その結果、1回目のレーザー脱毛であまりの痛みに驚くことになり、次の回では笑気麻酔を試してみることにしました。
まず、レーザーを照射をする前に笑気ガスを吸入できるマスクを鼻に装着します。
「鼻から大きく吸って胸に溜めて、口から吐いてください」
と、看護師の声。
鼻から息を吸って口から吐くのを繰り返すと、1~2分ほどで意識がくらくらっとしてきます。ちょうどお酒を飲んで酔っ払ったような状態でした。
しだいに看護師さんの問いにもはっきりと返事することができなく、だらんとした口調になってしまいました。
メリット
笑気麻酔の効果は、「酔っているような状態で気にならないとか、どうでもよくなるといった効果がある」とされています。
痛みが減るというよりも、痛いは痛いが気にならなくなるというものですね。
デメリット
一つ目は、別途料金がかかることです。2,000~3,000円の費用がかかります。
二つ目は、鼻の下のレーザー照射が少し雑になる可能性がある点です。
これは私の思うことであって、必ずしもそうではないかもしれませんが、鼻に吸引マスクが装着されているため、鼻の下付近をレーザー照射するときには施術者が片手でマスクをよけながら行うことになり、マスクが無いときと比べて施術がやりにくそうだなと思いました。
笑気麻酔の吸引マスクが付いていても、まあ上手くはやってくれると思いますが、マスクが無い状態で施術したほうが、当たり前ですがレーザー照射の作業が行いやすく、より丁寧に照射できそうです。
笑気麻酔の感想「痛いのは変わらない」
笑気麻酔の効果は「使えば酔っているような状態になるので痛みが気にならなくなる」とされています。
使用してみた結果どうかと言われると、私の感想としては、まず痛み自体はあまり変わらなかったように思います。
たしかに笑気麻酔の効果としてうたわれているように意識がはっきりしなくなるので、痛みに鈍感になっています。
しかし、痛いは痛いです。
笑気麻酔しないよりはした方がいいのかもしれませんが、痛みの軽減は少ないと感じました。
また、上記したデメリットで鼻の下のレーザー照射がやりにくくなる点が気になりましたね。
それから、ガスを吸引したら意識がもうろうとしてクラ~としてきたときは、ちょっと怖い気もしてしまいました。これは初めてだったからそう思っただけで、何度かやれば慣れてくるのかもしれませんが。
私はこのように感じましたが、笑気麻酔を必ず使う人もいるようですね。痛み軽減の効果が感じられているのでしょう。
笑気麻酔は使わないことにした
笑気麻酔は、2000~3000円程度の料金がかかります。
「痛みはあまり変わらずにある。それだったら2000~3000円は節約し、痛みは耐えて普通の状態で照射しよう」と、私は思いました。
笑気麻酔によって痛みが和らぐ(ように感じる)方もいるかもしれませんので、一度試してみるのがいいでしょう。それで自分に合わなければ、次からはやらなければいいのです。
私がレーザー脱毛をしたときの体験談をこちらに書いていますので、ぜひ参考にしてください。
参考記事 レーザー照射後の経過【ヒゲ脱毛の体験談】
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